事務局ブログ 2025年5月

 

  新たに 271人の洛北高校生、80人の附属中学生を迎えてスタートした
 令和7年度の学校生活も、はやひと月を過ぎました。
 校内の樹々も新芽から若葉、青葉へと日々生長し緑を増して、優しい木陰の準備を進めています。
 放課後の中庭はさまざまな部活にはげむ生徒たちの姿があふれ、
 明るい歓声や活発なパフォーマンスに元気をもらう毎日です。

  さて風薫る5月の下鴨と言えば、やはり下鴨神社の例祭「葵祭」。
 艶やかな装束姿の祭り行列は、糺ノ森の緑に映えて王朝絵巻さながらです。

  その3日前、12日に行われる御生神事(みあれしんじ)「御蔭祭(みかげまつり)」をご存じでしょうか。
 御蔭神社で新しく生まれた御神霊を下鴨の本社に迎える重要な神事。わが国最古の神幸列といわれています。
 例年、母校からも生徒有志が行列に参加し、氏子の方々、OB参加者や地域の皆さんと一緒に御蔭神社から
 下鴨神社へと巡行します。今年は8人の洛北高校生、11人の附属中学生が参加しました。

  洛北高校で学ぶことはこの地域の歴史のなかに身をおいて過ごすこと。昔ながらの装束に身を包んで
 神事の行列に加わり、観覧した経験もまた、母校の思い出の一こまとなることでしょう。